職場に新しく人が入ってくるのだそうだ。
なので、実際に会うことになったのであるが、それが不思議な感覚になった。
どう不思議だったのかというと、まず結果としてぼく自身に自分の趣味とかスタイルというものが明確であったということに他者によって気付かされれた。
新しく入ってくる彼は、大学院を卒業し、資格をたくさん持ち、華々しい履歴書だそうだ。実際あってみると、ジュエリーを全ての指や両手首に付け、なかなかギラギラとした趣味を持っているようだった。
今回は、これがセンスがないとかそういう話ではない。あくまでセンスというのは人の持っている才能なので、比較するべきではないし、ただ違いを認識すること、レイヤーが違うのだときちんと理解することが大切だと最近つくづく思わされるのだ。
で、その話に戻るのだが、ぼくが何を思ったかというと、自分は学歴も資格も興味ないし、ましてはジュエリーをつけるということにも興味がない。ジュエリー自体には魅力を感じるのだが、つけるという行為にあまり馴染めないのである。
ぼくは、自分自身が持っているものをわざわざ人に見せびらかすような行為を好まず、それが何かに有利に働こうがそんなことは気にしない人を好み、継続し削ぎ落とした中にある美的感覚に魅了されているのである。淘汰された中で何が残るのか。付け足すような作業というものにあまり喜びを感じないのである。
地球上にあるモノというのは時間の経過の中で必ず淘汰されていくのである。それに、本人やそのものが本当に力があればそれは言語にしなくても滲み出るし、自分と同じような趣味を持つ人は必ずそれを理解してくれるのである。
自然の石だって木だってそうだ。風や雨に流され時間の変化とともにどんどんと形を変化する。人間の顔だって皮膚だって思考だってどんどんと味わい深いものになる。ぼくはその美を大切にしたいし、自然の中で変化するものに美しさを感じる。だから、たくさんのジュエリーよりも手の皺や色の変化に圧倒的な美を感じるし、時にそれらの皺や色をよりよく見せるためのジュエリーという存在には魅了される。あくまで主体は、ジュエリーではない。洋服だってそうだ。
裸で立っていてもこの人なんだかカッコいいなとか面白いなと感じるような人間でありたいと常に思うのである。
食べ物だってそうだ、素材の味を生かすための塩とオリーブオイル、調理方法を好む。家具だって遠慮したような趣のものを好んでいる。よくいくお店も気づけばそうだ。メニューが1種類とか2種類とかしかない職人気質なお店ばかりに行っている。食べ放題飲み放題なんてものは全く好きでない。
そうやって新しく入ってくる新人さんと話していると、自分が思っている以上に自分というのは何をするのにもかなり一貫した人間なんだなと感じる。もちろんそれは、センスがいいとか悪いとかそういう話ではない。
なので、実際に会うことになったのであるが、それが不思議な感覚になった。
どう不思議だったのかというと、まず結果としてぼく自身に自分の趣味とかスタイルというものが明確であったということに他者によって気付かされれた。
新しく入ってくる彼は、大学院を卒業し、資格をたくさん持ち、華々しい履歴書だそうだ。実際あってみると、ジュエリーを全ての指や両手首に付け、なかなかギラギラとした趣味を持っているようだった。
今回は、これがセンスがないとかそういう話ではない。あくまでセンスというのは人の持っている才能なので、比較するべきではないし、ただ違いを認識すること、レイヤーが違うのだときちんと理解することが大切だと最近つくづく思わされるのだ。
で、その話に戻るのだが、ぼくが何を思ったかというと、自分は学歴も資格も興味ないし、ましてはジュエリーをつけるということにも興味がない。ジュエリー自体には魅力を感じるのだが、つけるという行為にあまり馴染めないのである。
ぼくは、自分自身が持っているものをわざわざ人に見せびらかすような行為を好まず、それが何かに有利に働こうがそんなことは気にしない人を好み、継続し削ぎ落とした中にある美的感覚に魅了されているのである。淘汰された中で何が残るのか。付け足すような作業というものにあまり喜びを感じないのである。
地球上にあるモノというのは時間の経過の中で必ず淘汰されていくのである。それに、本人やそのものが本当に力があればそれは言語にしなくても滲み出るし、自分と同じような趣味を持つ人は必ずそれを理解してくれるのである。
自然の石だって木だってそうだ。風や雨に流され時間の変化とともにどんどんと形を変化する。人間の顔だって皮膚だって思考だってどんどんと味わい深いものになる。ぼくはその美を大切にしたいし、自然の中で変化するものに美しさを感じる。だから、たくさんのジュエリーよりも手の皺や色の変化に圧倒的な美を感じるし、時にそれらの皺や色をよりよく見せるためのジュエリーという存在には魅了される。あくまで主体は、ジュエリーではない。洋服だってそうだ。
裸で立っていてもこの人なんだかカッコいいなとか面白いなと感じるような人間でありたいと常に思うのである。
食べ物だってそうだ、素材の味を生かすための塩とオリーブオイル、調理方法を好む。家具だって遠慮したような趣のものを好んでいる。よくいくお店も気づけばそうだ。メニューが1種類とか2種類とかしかない職人気質なお店ばかりに行っている。食べ放題飲み放題なんてものは全く好きでない。
そうやって新しく入ってくる新人さんと話していると、自分が思っている以上に自分というのは何をするのにもかなり一貫した人間なんだなと感じる。もちろんそれは、センスがいいとか悪いとかそういう話ではない。