2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2021.3.9

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2021.3.9

自分の全てがリプロダクトのように感じる。身の回りの全てがリプロダクトのようだ。
洋服も、モノも食べているものも、全てがプリミティブな雰囲気からは遠く離れ、そのもの本来が持つべきだった色が、薄れていく。薄れていくという表現ではなく、何か添加物が混ざっていくというような表現が正しいだろうか。
自分が着ている洋服や人が着ている洋服の色、街中に溢れる広告デザインで使う色、食べている食べ物、すべて魂の抜けたオブジェクトに囲まれて生きているような気がしてならない。