一人一人がいろいろなことを考えて行動しなければならない時期である。
あの国がこういう風な方針をとっているというのは参考にはなるが、他の国では通用しないことも多い。近代の法則が通用しないのだ。近代建築はどこにでも同じものを建てることが出来た。ただ、その時代は終わりを告げようとしているのである。風土や人々の習慣が基本になる。人間の価値観や、人生観も違うし、教育も、習慣も違う中で同じように足踏みを揃えるのが難しい。ただ、しっかりと自分の頭を使って、勇気を持って進むことがとても大切だとしか思うことが出来ない。夜、アントワープにいる聖子ちゃんとFaceTimeをしたが、なかなか厳しい環境に身を置いているんだなというのを実感させられた。人々は1.5mの距離を置き、スーパーも入場制限している。日本は、現代の日本人はあまり目に見えないものを信じることが出来ない人間である。2011年、福島原発、放射能の問題の際にもやはり同じようにあまり信じられないというような状況であった。政府を信じていないし、メディアを信じていないし、そんな中で政府が決断をし、その決断を信じて進む人間がいるのかどうか。もちろん自分もその1人であることには間違いないのであるが。
山中伸弥教授が、自身が開設されたコロナ情報をまとめるホームページで、自分が持っていたマスクは医療関係者の親族にお譲りしたという話を読み、自分の背筋を正されるような気分である。ぼくたちは倫理観や価値観が揺らぎ変化する歴史を見ても大きな変化のある時代に生きているのだ。
「したたかな欧州、やってる感の日本」そんな言葉がぴったりな状況。
「したたかな欧州、やってる感の日本」そんな言葉がぴったりな状況。