2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2020.2.29

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2020.2.29

8時半からDSM。COVID-19の影響で、殆どの文化行事がストップしている。イタリアでは感染者が1000人を超えた。今晩もエレンフライスさんの書籍の刊行記念トークショーに参加するつもりでだったが、キャンセルとなる。違う形でサイン会を開催するということだったが、本を買ってサインをもらうだけの会に参加したいかと言われると少し躊躇してしまう。そもそも本を見ても読んでもいない。ぼくはアーティストなり壇上者なりの身振り手振りとか、どんな風な表情をするかとか、そういうものに興味があるだけで、ただ、その人のリズムを感じたいのである。
モノを買うとか、少し話せるとかにあまり興味を持てない。代わりにはならないが、仕事帰り茶亭羽當に立ち寄り、一服してから帰宅。夜は、牛ミンチとパルメザン、たっぷりのパセリでパスタを食らう。聖子ちゃんが教えてくれたNYのラジオ局WQXRでクラシックを聴きながらぼーっとしていた。多分、そのまま就寝。あまり記憶なく眠りに落ちる。
COVID-19が中国の武漢で広まり始めた頃には、対岸の火事くらいでしか捉えていなかったが、こうなると僕たちの生活も明らかに変化し始めているのである。パリから帰ってくる同僚たちもいる中でどのように対応できるだろうか。