2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2016.10.30

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2016.10.30

朝、8時にBrodieとStevenが家に迎えに来てくれて、4人でAvondale Sunday Marketへ。
その後、Ponsonby Centralでクレープを食らい、車で一時間北上し、ビーチへ。
少しして、ビーチで持ってきたパンとアボカド、チーズを食べた訳だけれど、いつもよりも美味しく感じる。ビーチの白い砂が風に乗って飛び散り、全ての食材に付く。それこそが最高のエッセンスなんだ。いつだって外で食べるのは心地がいいし、なんだか美味しく感じるのは、何か砂だったり、自然界から飛び散る全ての埃が美味しいのではないか。
2014年1月以来、どこでも泳いでいなかった。そういうと二人は爆笑していた。
2年ぶりの海は少し冷たかったけれど、なんだか気分が洗われるような気がして頭もスッキリした。「こうやって自然とたまに繋がる事が大事なんだよ」とBrodieが言っていたが、ぼくも同感だった。
彼ら二人は早くから自分たちのカフェを経営したり、好きなことをしながら生きている。
ぼくはここに来る前、丁度直前の7月だっただろうか友人のHolly WilsonとDannyに京都で会った。HollyはAuckland出身なのでいくつか興味深い事を話してくれたのを覚えている。
Aucklandでは、面白い事をしている人が多い、しかし、一方でオーストラリアやその他NYやベルリン、LA、ロンドンなど海外へ行く若者も非常に多いのだと言う。
理由は明確で、海外への興味心や、自分の国での面白みや刺激のなさからなのである。若い頃はみんなそうだ。
そして、そのHolly Wilsonもそのうちの一人。彼女もAucklandを離れ、現在Melbourneに住んでいる。オーストラリアは給料もいいし、出稼ぎに行くような感覚で働いている人も多い。週末には時給が29ドルになるような国で働いていると気分も上がるだろうし、お金をどのように使うかなど考えもしないのだろう。
そんなHollyは少し罪悪感のようなものを感じているのだと言う。自分は面白い事を国で起こさずに、面白さを求めて海外へ出た。しかし、数人の勇気のある人間たちは面白さを作ろうと自国に残っている。
そんな話をしていると、Stevenが「この国では、面白い事が多く起きていないから自分たちで起こさなければいけないんだ」と言っていた。本当にそうで、この国に残って活動している人間は、柔軟に自分の仕事をしている。
確かに、どこかで働きながら仕事をしているという人はあまり多くない。そして、自分で仕事をした方が稼げるというのもきっとそうだ。ぼくの状況だってそうだ。何か面白い事を始めるにはもってこいの環境で、ビザを気にしている状況ではない。アイデアさえあれば何か出来るような気をこの3ヶ月ほどで感じさせられている。
ここには、面白いと思った事はしなきゃいけないという環境があるように思えるのである。
今月もあと2日のみになった。
来月は11月、今月もあと2ヶ月ということだ。