メモを読み直しているとこんな言葉があった。「どれほど技術的にうまい演奏であっても、そこに物語がなければ、血肉がなければ、音楽は人の心を打たない」誰のものか、何の引用か、誰から聞いたのか、どこで見つけたのかもわからないが、この言葉はきっとぼくのか弱くも消えることのない活動を支えてきたのだと思ったら、その弱々しい火が少し明るく灯った気がした。