2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2024.9.22

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2024.9.22

Buikのカナさんがデン・ハーグに到着。1年ぶりに会ったのに、先週まで紀尾井町のオーバカナルで一緒にお茶でもしていたかのような、涙の再会のようなそんな雰囲気も感じさせない。最近、そんな風に思うのは、インターネットで日々人々の生活を見ているからなのか、単純に年齢を重ね時間の変化に敏感さを失ったからなのだろうか。
日曜日なので、朝からPompernikkelに行き、デン・ハーグ散策。デン・ハーグのどこをどう案内するのか、もう少し自信を持った街案内をしたいところだが、自分のルートがまだ存在しないような街案内は亡霊が彷徨っているだけのようでエネルギーが感じられなかった。
しかし、例えばパリに住んでいても、街を案内するのであり、それは自分自身のものではない。その場所をどう歩くか、どんな風に案内するかの方がきっと重要だなと思った。どんな街にもその土地の文化と流れや形がある。それを掴むことで、どんな街でも自分のフィルターを通して世界を紹介することができる。ぼくはそんな街案内が好きだ。夜は、トマトのリゾットを作る。