レッグウォーマーを買ったので、履いて寝たら驚くほど快眠できた。それほど冷えていると眠りが悪いということなのだろう。睡眠の質は日々の生活の質と比例するので寝ている時間は、出来るだけ力を抜き心地よく過ごしたい。人間は、安心して寝ることによって文化を作ってきた。今、コンラッド・ローレンツ『人イヌにあう』と並行するようにジョン・ブラッドショー『犬はあなたをこう見ている』を読んでいて、どちらが何を書いていたか後から思い出すのが難しいのだが、どちらかの中に「犬(オオカミ)を人間のパートナーとすることにより人間は真っ暗な夜に寝ずに監視する必要がなくなったのだ」ということが書かれていた。真っ暗な真夜中に一人で過ごすことの不安や恐怖は今も昔も変わらず存在し、それらと戦う必要がなくなったことは人間の文化にとって大きな変化だったと思える。遊牧を繰り返し、敵が隠れることのできる場所の多い森の中には入らず、とどまる際は広い見晴らしの良い土地で過ごす。そんな生活様式が、犬との出会いによって大きく変化するのである。その中で、すごく面白いなと思ったのが、犬は道具として見なされていたということで、犬によって睡眠を獲得し、その後生活を変化させていくのである。住処を作ることとは、そこが安全かどうかということ、もしくは安全を保つ何かがあることなのだ。現代の人々の住処選びにもその二つが多く影響していて、天災などからの安全性と、経済や友人の有無など何かに支えられる安全性などの面を考慮している。自分で生活を営む力と生活に喜びを見出せる才があれば場所を自由に選べ、一方で仕事が選べない場合は何かにしがみつき生きる選択肢を選ぶ。そうやって自分の住処を決めている面も少なくはない。
犬は、道具とみなされ人間の生活を劇的に変化させたのだ。家を建てること(家を建てるに至った心境への影響は計り知れない)にも大きな影響を与えたと容易に考えられるし、建築家の方々は犬に感謝をするべきかもしれない。道具を作る方々もデザインスタジオをするぼくらも犬がいなければそんな楽しい想像をすることさえ出来なかったのだ。先人たちがDNAレベルなのか肌感覚なのかはわからないけれど、培ってきたものの上でぼくたちは楽しく生活しているのだから、常に考え、何事にも興味を持ち、根源的なものを突き詰めて日々生の喜びを感じながら生きていきたい。
特に話すことがないほど、頭を使わない事務作業に追われる1日。こういう日が続くと思考が停止するのではないかと思っていたが、人間は細かなところから無限の想像力で自分の思考で遊ぶことができるのである。過去を想像し、未来を夢想することが人間の力である。
犬は、道具とみなされ人間の生活を劇的に変化させたのだ。家を建てること(家を建てるに至った心境への影響は計り知れない)にも大きな影響を与えたと容易に考えられるし、建築家の方々は犬に感謝をするべきかもしれない。道具を作る方々もデザインスタジオをするぼくらも犬がいなければそんな楽しい想像をすることさえ出来なかったのだ。先人たちがDNAレベルなのか肌感覚なのかはわからないけれど、培ってきたものの上でぼくたちは楽しく生活しているのだから、常に考え、何事にも興味を持ち、根源的なものを突き詰めて日々生の喜びを感じながら生きていきたい。
特に話すことがないほど、頭を使わない事務作業に追われる1日。こういう日が続くと思考が停止するのではないかと思っていたが、人間は細かなところから無限の想像力で自分の思考で遊ぶことができるのである。過去を想像し、未来を夢想することが人間の力である。