2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2021.9.10

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2021.9.10

TOO MUCH Magazine辻村編集長とRBでエスプレッソ。さくっと近況報告と、貸していた本を返してもらう。
家に帰り、何も食べない予定だったのだけれど、卵の賞味期限が近いこともあり、オムレツを食べる。お風呂に浸かり、ギョーム・ブラック監督『女っ気なし』を鑑賞して就寝。久しぶりに日本で上映しても話題にならなさそうな映画が観れて気分がいい。Mubiには1時間くらいの短編映画がたくさんあるので、ぼくのように大体22時くらいから映画を観たいけれど、夜更かしをしたくないという人にはピッタリである。今日みたいなというときにちょうど良い。
実際、現代人はいろいろなことを一日の中でしたいと思っている。映画も観たいし友達とワインを飲んだり、Instagramも仕事も、本も読みたい、みんなそんな生活をしている。今日はこれ、明日はこれ、などではなく全て全部一日の中でしたいのだ。
Mubiは、そんな現代人のリアルな生活に沿う形でプログラムが組まれているなと思う。長編もあれば、短編もある。15分しかないものから4時間とか以上のものまである。
パン屋が朝11時にオープンしてクロワッサンを焼いているとか、2時間映画ばかり上映している日本で住んでいると脳味噌が硬くなってしまいそうである。映画を毎日観ようと思っても2時間の余裕を持っている人間はどこにいるのだろう、ましてや日本労働者の多くはいまだに長く働くことを美徳としているのに。睡眠を削り、映画好きは体調を崩しているみたいな美学がいまだにあるのか、それともこうでなければいけないという固定概念にしがみついている人が多いのか。
国外を賛美しているわけではなく、生活することを大前提に常に物事をアップデートさせプログラムやコンテンツを変えていける人たちがいること、文化や社会があることが健全ではないかという話である。
抗原検査を受ける。陰性だったので、安心して京都に帰れる。