2021.8.22

田園調布周辺を歩き回る一日。
昼は、家の近くの台湾中華 茶春に行ってみたのだが、臨時休業で、もう一つ家の近くにある船八という鮨屋にいく。1.5人前を注文するも、赤身のマグロが4貫も入っていて赤身があまり好きではない僕は、少しげんなりした。ぼくのお気に入りは、やっぱり、葉山にある健寿司で、鮨屋の堅苦しさもなければ、大将も感じよく、程よくお喋りで、何より美味い鮨を食べながら、メジャーリーグを観れるのだ。
シンプルながらに炙ったり、巻いたり、あれよこれよと様々なネタを出してくれるのだから、こちらとしては楽しくて仕方がない。いろんなところで鮨屋をやってたからなんでも出来るんやと言っていたが、個人店の極みなのである。
一方、船八は美味しいんだけれど、マグロ4貫、たまご、甘えび、サーモン、鯛、しらすの軍艦、締めにかっぱと鉄火の細巻。(さらにマグロなのだ)となんだか味気の無い構成だった。ファンは多いだろうが、大味に甘んじた自民党のような感覚。政治的な鮨だと思った。忘れてはいけないのが、えびの味噌汁がめちゃくちゃうまかった。
田園調布は昭和の政治の色をいまだに感じる街なのである。あくまでそれはぼくの感覚であるが、、、ただこれほど住みやすいが東京にあることが僕は嬉しくて仕方がないので休みの日もこうやって田園調布を歩き回って過ごすのだ。
その足で、新丸子にアイスクリームを食べに行く。驚くほど若い子たちで混んでいるお店でなんだかInstagramで人気なのだろうなと察する店構えであったが、それでも働いている若者たちは真面目に働いているし、彼らの表情を見ているとお金を自分たちで稼ごうという表情にも感じたし、それはどこかニュージーランドのカフェの人々を彷彿させるようであった。
ニュージーランドは、10代や20代前半でお店や自分のビジネスを始めることが多い。それが若くで荒削りだったものもあるけれど、決して陳腐ではないようにも感じられたし、自分たちが自分の力でお金を稼ぐことが当たり前だと言っているようであった。
大学に行かずに自分の力で稼ぐことを身につける。普段、全く人生をやり直したいとは思わないのだけれど、もしぼくももう一度人として生まれ変わったら高校なんかには行かずに、自分で自分のお金を稼ぐような人生を送りたい。
等々力競技場まで歩き、河川敷で少年野球を観戦して歩いて帰る。
歩き回ってとても疲れたが、暑い中歩いてしっかり汗をかいて、自分の家からの徒歩圏内でまだ見たことのなかった世界を知ることができて旅行に行ったような気分である。
一本通りが違うだけで普段と全く違う見え方をするのが、街の面白さの一つだよなと思う。
夜は、クリント・イーストウッド監督『ハドソン川』の奇跡を鑑賞。