2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2019.2.5

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2019.2.5

火曜日。
アトリエでHOMMEのミニショウを鑑賞。
Adrianさん、ディコンさん、 DSM singaporeのFiona、LAからFrankie、NYからBajun にも会う。こうやって数ヶ月前にLAで会って、先月パリで会って、また東京でこうやって会うことが出来るのはとても素晴らしいことだと思う。
そんな中でもぼくがすごく素敵だと思うのは、様々な国の人たちがそれぞれの背景や生活を持ちながらも1つの志や目標に向かって団結して進めるということである。これが、社長の人の力ではないか。普通に働いているだけでは感じることのない感覚かもしれない。
いま、ショップバイヤーというポジションを頂き、会社で働いているわけだけれど、正直なところ、業務としては雑務のような全く華やかなものとは真逆にあるようなことをしている。
しかし、人は(特に同僚や先輩たちは)、ぼくをショップバイヤーとして見てくるので、「おいおい、現実はそんないいもんじゃないぜ、人のケツを拭うような雑務ばっかりだぜ」と言いたくなるくらい、現実とのギャップに嫌気がさしそうになっていたのである。
同時にショップバイヤーだから人やお客様と話すのも仕事だと自分で思い込むことが出来るようになってきている。話してストーリーを伝えることがぼくの仕事なのである。人がなんと言おうとぼくの仕事はそれだと思えれば人の目は気にならない。そういう意味でもショップバイヤーになったことで、人からの目も厳しくなった一方で、人の目も緩くなった。
ぼくは、ポジションが人を育てると思っている節があるので、自分は育たなければいけない。
背筋を伸ばして自信を持って、はっきりと自分からは言わないにしてもショップバイヤーですと言わなければならない。