2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2026.5.9

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2026.5.9

 品川くんと彼の珈琲屋品川やの一周年記念品を作っている。やっと入稿までたどり着いた。去年撮った写真が1年越しに形になって、なんとなく目の前にあった紙の壁みたいなものにジャンプして突き破ってしたような感覚があり、嬉しい。それは昔テレビ番組とかでよく見た、紙の裏側にいる人が紙を突き破って登場するものによく似ている。紙自体は、大した障害ではなく、大きな障害は自分自身の心にあったり、「飛び込んでください」という掛け声みたいなものを求めていたりするだけなのである。その壁は実際には障害ではなく、通路になる。シモーヌ・ヴェイユもそう言っていた。テレビ番組の話ではなく、扉は障害ではなく、通路になる、と。